SENMAYには、光学系のスペシャリストも数多く在籍。高精度なモノ作りだけでなく、お客様の仕様(解像度、ビーム径、明るさ、照度ムラ、レイアウト制約など)やご要望をお伺いさせて頂き、光学設計、提案から対応させて頂きます。長年蓄積された経験とノウハウを生かした当社セミカスタムレンズは、設計・試作の段階からお客様に寄り添い、お客様の事情に応じた細やかなカスタマイズにも対応いくことで、今後の国内外のレンズシーンにおけるワンオフレンズのパイオニア的地位の確立を目指していきます。また、社内の加工・製造部門と連携し、生産性/公差/製品材料/コストなど、モノづくりまで考慮した設計提案を致します。
見積り依頼、光学部品と金型製作の商談
光学部品の設計・製造。 |
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確かな技術と経験が歴史を物語るお客様の課題について、最適な解決方法をご提案。 私達はカメラレンズユニット、センシングレンズユニット、照明レンズユニット、ファインダーユニットなど、お客様のニーズに応じて、仕様検討から設計(レンズ、機構)を行います。又、モバイル、車載、セキュリティー、医療分野など、様々な市場で用いられる光学系の設計経験とノウハウを有しております。難易度の高いご要望にも積極的にチャレンジします。光学設計はレンズ、ミラーなど光学部品の性能を決定する最も重要な工程です。お客様の要望は多種多様ですから、市販の光学設計ソフトではその全てをカバーすることはできません。弊社ではレンズ単体の精度の高さはもちろん、他部品と組み合わせたユニットとしても要求される性能が維持できるよう、まずはお客様のご相談・ご要望をお聞きするためのお打ち合わせの場を設けております。 |
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*まず、どのような光学レンズを実現したいかをお聞かせください。既に詳細の仕様書などがある場合は、そちらをご提供ください。そのようなものがない場合でも、どのように使うことを想定しているか(撮像系/照明系/センサー・信号系)、光源(メーカー/型番・配光特性・発光部大きさなど)、レンズ(大きさの制約・材料・焦点距離・NA・有効径など)、レンズの配置範囲、照射面(位置・大きさ・光量分布など)等の制約条件のほか、分かる範囲でまず情報をご連絡ください。もし不足している情報があっても打合せなどを通じてヒアリングさせて頂きます。
*光学レンズの仕様・ご要望をヒアリングをさせて頂いた結果、光学的に実現できない、高コストになる、コスト・歩留まり・生産性を考えたときに製品化が困難という判断となった場合は、スペックやコストなどの優先順位をお聞きしながら検討させて頂きます。その後、当社からは構想案を提示させて頂きます。それを元にお客様からフィードバックの情報を頂く中で、お客様の思いを理解し、実現可能な光学レンズの構想を共有し、形作っていきます。
*光学レンズの構想案が固まりましたら、概略設計をスタートさせます。概略設計では、性能シミュレーションなどを使った光学設計やシステム構想図の作成を行います。さらに概略設計を進める中で出てきた課題に対して、お客様が求めるスペックを実現するための対策を立案いたします。なおこの概略設計の段階まで進むと、光学レンズの開発におけるコストや製品コストの概略についてもご提示することが可能です。
*概略設計でご提示する内容をもとに、撮像系レンズについては主に画角・解像度(撮像素子選定、サイズ)・Fno.など、照明系レンズにおいては主に照度分布(均一性、要望分布形状)・明るさ(光源選定、効率目標)・製品サイズ/形状などのスペックを優先順位をお聞かせ頂きながら詳細スペックを決定し、それを反映して光学設計を完成させます。お客様との詳細スペックのすり合わせが完了したら、次は詳細設計に移ります。
*詳細設計では、まず公差計算を行い、それぞれのレンズの面形状、厚さ、偏心などについて光学系全体の性能確保に必要な公差を求めます。次に、成形を考慮してそれぞれのレンズ外形形状を設計し、各レンズの公差を満足するように鏡筒設計やホルダ設計を同時並行で行います。 |
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SENMAYは、超精密機械加工とリソグラフィーを用いて、屈折型光学素子や回折光学素子の製造を行っています。加工精度の評価には超高精度測定器を多数保有し、補正技術の開発も行っています。加工機メーカーとの共同研究開発を実施し、最先端の設備機器を保有しています。加工環境の整備にも力を入れ、精密加工に適した工夫を取り入れた建屋に加工機を設置しています。SENMAYは、常に金型加工技術の進化に取り組み、高品質な光学素子の製造を実現しています。
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高度なモノづくりを実現するためには、その品質を裏付けるための高度な測定・評価技術も不可欠と考えています。SENMAYは、各種の超高精度形状測定器、寸法測定・評価機を保有しているほか、必要・用途に応じて、専用の機能評価機を作製する事で、形状や寸法では評価することができない、「光学機能」での品質保証にも対応致します。さらに、SENMAYは全ての生産拠点でISO9001またはIATF16949を取得。信頼性の高い管理体制を整えております。 |
量産加工,金型保全・メンテナンス |
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精密光学製品の受託開発・製造(OEM) |
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SENMAYは、樹脂・ガラスの金型成形部品をはじめとした光学部品の高精度生産に必要な技術を保有しています。このため、一般的な機械部品等に比べ、要求される精度が桁違いに高い光学部品の生産にも対応できます。また、レンズ設計から成型・コーティング・組立まで一貫したTPMの安定した生産体制を整えており、国内自社工場にて製造することで品質管理を徹底し、お客様に高品質な製品を提供しています。さらに、TPMの特性を生かしたコストパフォーマンスも備えているため、多くのお客様から信頼を獲得しています。
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AR-HUD製品の受託開発・製造(OEM) |
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自由曲面光学部品の製造技術は、AR、VR、HUDなどの光学技術の普及に伴い、ますます重要になっています。従来の球面レンズや非球面レンズでは、AR、VR、HUDなどの製品の光学品質やサイズの要件を満たすことができません。自由曲面光学部品は、優れた光学特性を持ち、従来の軸対称レンズの不足を補うことができます。SENMAY社は、自由曲面光学部品の製造技術に多年の経験を持ち、モールド設計、レンズ射出成型、面精度誤差補償などのプロセスを開発し、レンズの品質を確保し、開発期間を短縮しています。自由曲面光学部品は、形状が複雑であり、モールド設計、加工、射出成型、測定、面精度誤差補償など、多くの技術を統合する必要があります。
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精密光学レンズモジュールの全自動組立技術 |
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成形、組立、評価、二次加工、梱包など、数多くの工程を自動化しています。自動化は24時間無人生産など、生産性を高めるだけでなく、繰り返しバラつきの低減による品質バラつきの低減など、製品品質の向上にも貢献します。昨今では、AIを用いた評価装置なども開発しています。AIなどのソフトウェア含め、これら自動化装置は、自社で設計・製作しており、高い生産技術力を発揮しています。
品質、 納期の安定した生産を行うためには、 |
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光学薄膜設計・真空蒸着 |
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当社では「薄膜設計・蒸着技術」を用いた製品の製造や設計が対応可能です。蒸着技術(真空蒸着技術)とは、真空中で材料を蒸着させて薄膜を形成する技術です。薄膜が光の干渉を起こす性質を利用して、光の反射と透過をコントロールし、薄膜の厚さや層数を制御することで、目的の特性を得ることが出来ます。 蒸着加工(試作、量産)のみのご依頼も承りますので、お気軽にご相談ください。 |
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性能評価・信頼性試験 |
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高精度なプラスチックレンズ・精密成形品を精密成形品を評価するためには、当然製品に求められる精度以上の高精度を有した評価器機が必要です。SENMAY株式会社では、ナノレベルまで測定可能なレーザー顕微鏡、干渉計、形状測定器、超高精度3次元測定機を駆使することにより、確固たる評価体制を築き上げております。また、当社では各種信頼性試験装置を取り揃え、高温・低温・高温高湿・ヒートショックなどの各種信頼性試験の対応も可能です。 | ||||||||||||||
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